石田三成って本当は 主君に忠誠を尽くした２番手だったはずですよね・・

当ブログタイトルが、【大一大万大吉】という事で、正直、昨年の
ＮＨＫ大河ドラマ『軍師官兵衛』自体は、とても好感触の出来で満足でしたが、
ただひとつ引っ掛かていた事が　これまでの　正義感の強い律義者というイメージ
と真逆で、史実でもみられない位のブラックキャラとなっていた
石田三成の描かれ方にショックでした。

まあ、晩年の秀吉の横暴による不平を一手に引き受けていたという悲運によるもの
という設定で描かれてはいましたが、それをも　かき消す位の悪キャラでしたね。

全くの知識無い方が、三成をこのドラマで初めて知って、(こういう人なの)と信じられる
事があったら?、と考えてしまいながら観ていました。

当然ながら作品によって、主役を引き立たせる為に、史実にない事まで
主役の人の手柄となっており、「功名が辻」の時は、この手柄話は山内一豊だったのに
等の　ツッコミを入れながら　観ていましたから、しかたないかもしれませんけど・・


そうしたら、目にした雑誌にて、石田三成を演じられた　田中圭さんが、対談にて
「〝悪かったですね～〟って(笑い)。そういう三成を作ったつもりなので、逆に
〝あまり悪くないね〟って言われたらヘコむと思います(笑い)」

と、云われていて、インパクトの強いキャラを育て上げられた事で
これまでにない、超ワルな三成を演じ話題の俳優さんとなられていた事を
今更ながら知った次第です。

この様な悪キャラを演じられると、御本人さんもエネルギー半端無く使われて
こられた様子で、「三成で失った好感度を取り戻す」と、演じた役のイメージ脱却し
〝愛されキャラ〟へ変貌を意気込まれていました。

他の、TVドラマ等でも、孤立する役を演じる俳優さんがよく語られておられる事は、
「他の出演者の方と、親密にならない様に、休憩時間も距離をおいてました」
と、撮影終了するまで、気を抜かれない配慮をされている御苦労を見聞きします。

観ていた私がやきもきする位、良い演技をされたっていう事になるのでしょうね?












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タグ：石田三成　軍師官兵衛　大河ドラマ