ホントに森蘭丸の子孫!? 令和になる迄にスッキリ解決

祝　令和元年―御代替わり　
どうぞ、引き続き、令和時代でも　宜しくお願いします　


以前から、度々、母が「私の実家は森蘭丸の子孫だよ！」と言っておりました。

聞けば、可児の兼山での大法要開催日の蘭丸の命日（本能寺の変の日）には、
森本家（母は新家）でも、家紋・鶴丸の幕を張っていたとの事。

何せ、歴史全般にトンチンカンな母の話…眉唾も甚だしい…信用できない
大体、男妾の森蘭丸に子供はいなかっただろうし…コレだけでも勉強不足!

と、歴史音痴な母の自慢話には、全く取り合う事なく 30云年以上…

https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-03-30
平成の世が終わるという事で、岐阜県関市の武儀地区の平成（へなり）地区が
再び脚光を浴びました。母の生まれ故郷の近くですけど…

そんな折、道の駅平成の近くの轡野（くつわの）に、森勝五郎屋敷跡が
ある事を知りました。　その人こそ、森蘭丸の甥にあたる人です。

織田信長の家臣で、関ケ原の合戦の後には、美作津山18万石の大名になった
森忠政の家系の人が、こんな辺鄙な所に住んでいた事が信じられませんでした。

平成の終わりに、森氏の居城があった美濃金山城に行ってきました。
徳川家康の一国一城令によって、取壊されましたが、基礎石や石垣の一部は
当時の面影を残しています。

来たる2020年NHK大河ドラマ［麒麟がくる］の主人公明智光秀誕生の地?
との説の地も近くにありました。　森一族の城の地と言う事で、
知名度の高い、森蘭丸のイケメンキャラクターの幟旗が翻っており、

家紋・鶴丸の生垣刈込も有りました。

ここで、ご当地ガイドの方から興味深い話をお聞きしました。
津山に移った忠政以外の一族は、森長可の遺言により　武士を辞め、
町人、農民として　中濃一帯で生活していたらしいのです。

森可成（よしなり）が、浅井朝倉3万の軍を千の兵で奮戦した際に討ち死。
蘭丸の長兄の可隆（よしたか）も朝倉攻めで戦死。

弟の力丸、坊丸も　兄蘭丸と同じく本能寺で命を落としています。

次兄の長可（ながよし）が森家を継ぎ、鬼武蔵の異名をとる程の豪傑として
怖れられるも、小牧長久手の戦いで27歳の若さで壮絶な討ち死。

この時、妻に宛てた遺書に、忠政は自分の後を継がせず秀吉の御側で奉公する様、
娘は武士の妻にせず町人、薬師の嫁にしてくれ、「我々の跡目くれぐれも嫌にて候」
と、森家が武家、大名として残るのを嫌がっていた　との事。

槍の名手にて-戦国の暴れん坊-鬼武蔵として知られた長可でさえ、
乱世に嫌気がさしていたのかも?

結局、森忠政のみは藩主として森家を継いだものの、そのほかの森一族は、
町人や百姓として生きる道を選び、母親の先祖も、そんな森一族の一人であろうとの事。
それなら、何となく信憑性が出てきました。

長年のモヤモヤの疑問が、令和になる寸前に解けた様な気がしました♪

福冨家的? には　結局　織田家臣の家系になるのかな?
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2016-09-15

でもでも、私メ的には、石田三成公と同じ匂いを感じる明智光秀公。
森家の様な武功派より、申し訳ないですが、参謀系に魅力を感じてます

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