SSブログ

恐怖感が過ぎて、自然に忘れ様としていた!? [岐阜の情報]

今年 多くの 各地で起こった 様々な災害での被害の話題となると
自分の体験談を口にする機会も多い、この頃です。

今回は、家人宅が被災した体験談です。

家人は、小学1年生頃に、薄い記憶によれば 大雨あとの増水の影響のせい?、
川べりに建っていた自宅の裏口の裏の戸や窓等がコンクリート土間の床面ごと、
突然の地滑りの様に崩れ落ちて、一瞬にして室内と室外の仕切りが無くなった様子
を、目の当たりにした との事です。

当時の家は、家庭訪問に来られた先生が 玄関を入るや
「ここは、昔 お店だったのですか?」 の言葉から、家人の生まれる前には、
取り売の菓子を売っていたり等の商売をしていた事を、先生の質問がきっかけとなって
その時に知ったらしいです。 

近隣の有名なドイツ人、佐野えんね先生 も足を運んで下っていたそうだったらしいです。

外観は違うけど、家の内部は、当時の田舎では 大抵 あたりまえに
[サツキとメイの家]仕様になっていたらしく、コンロではなく、煮炊きするおクド・
手押しポンプ式の井戸水を使用し 近年の対面式のシステムキッチンで無い 
窓の下に置かれた、むき出しのコンクリート製? のシンプルな流し? があるのみ。

簡易な作りの台所、そのスペースに、茶わん収納引き出し付きのがテーブルとして
使われていて、この朝も登校前にその机での朝食時に、隣接していた裏口の
崩壊との事で、アッ!と言う間も無い位の信じがたい出来事だったそうです。
もし その時 もっと裏口付近にいたと思うと ゾッ!としますね。

呆然としていたところに、集団登校の呼び出しに 上級生が来た事で、
家を離れた事もあり、帰宅後、ビニールシートがかけられていた・・? 
崖が整備され石積み補強され、自宅の裏口を作り直したまでの
応急処置されていた期間の事は おぼろげな記憶はあるものの 
事の重大さと裏腹に あまり ハッキリと思い出せないそうです。

おそらく、家人が学校に行っている間に、必死で何とかした家人の親や
近所の大人や、親族の努力により、日々、復旧作業がなされたのでしょう。

地域的ではなく、1軒だけであった事で、復旧ペースは迅速だった との話
を やっと最近になって 状況を知る事になりました

家人の家族内で、崩落直後の崖と化した裏の恐ろしい光景の思い出話は
したけれど、いかに補修・改築で苦労したのかと言う事は 親達が話題にせず、
今思い返すと不思議だけど、裏口がアッパッパのままだった恐怖感はさほどでなく、
洗面時に水回りを不便と思った程度位で、他はあまり悲惨な思い出はないそうです。
つまり、現在では考えられない、全く避難生活は無し、半壊の家での継続生活…

写真や映像に残していない事と、現在だと 何か一つ欠けても不便極まりない
のが、当時の しかも田舎の快適で便利な生活に慣れきっていた訳で無かった
事情が幸い?  していたのかも?  

もしくは、本人も ショックが過ぎて 忘れたい・思い出したくない という感情から 
嫌な記憶を残す事を回避してきたのかも知れません。

現場は勿論、被災した人の心にも 爪痕を残すモノ、これが災害の現実の様です。


053.JPG






☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆



岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕




当院ホームページ https://ma35.net/





にほんブログ村





にほんブログ村




にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村


[健康院] ブログ村キーワード

当院の〈アーチバランス整体〉〈腱賦活術〉は、健康保険の対象外となっております。
オフィシャルブログ  https://ma-35.blog.ss-blog.jp/


共通テーマ:地域