岐阜人でも　最近知った岐阜についての事ばかりでした：岐阜の治療師の　大一大万大吉ブログ：SSブログ

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岐阜人でも　最近知った岐阜についての事ばかりでした　[岐阜の情報] [編集]

先月放送された『秘密のケンミンＳＨＯＷ』の連続転勤ドラマ－辞令は突然に・・・－
において、東京一郎さん・はるみさん夫婦が、岐阜県に２回目の転勤をするという設定で、
上司役の野口五郎さんやその妻役の清水ミチコさんはじめ、
岐阜出身の有名人が扮される役の方々から、
岐阜県の習慣や県民性、食べ物を教えられるというものでした。
『岐阜は名古屋の植民地』という本もある位、この番組においても、
「名古屋とほとんど同じ文化」と言われても肯定されていました。

「お先に御無礼します」（失礼しますの意味）というのが、岐阜弁だったとは衝撃的で、
「この言い方の方が、柔らかいよね」と治療室でも話題になりました。

また、『ニッキ寒天』が、岐阜県民のソウルフードとは驚きで、これも患者さん達と
「えっ、岐阜だけなの？初めて知ったよ」と盛り上がりました。
偶然、しょっちゅう箱買いされている方より、おすそ分けを頂いたタイミングで
我が家も　箱食デビュー？　とりあえず　記念に

同様の三色で、『ニッキ水』もあり、

県内の土産物屋・飲食店　等の店先で見かけますよね。
子供の頃食べていた記憶のよりは、三色の色も淡くパステルカラーぽい様な・・？
「食べた事が無い」と言われた、県外の方に　おすそ分けしたら
「この辛さのを　子供さんが食べるの？　シナモンとは別物だよね」と不思議がられました。

以前の１回目の転勤の際は、『からし豆腐』がソウルフードであった事も話題になりました。
辛いのが好きな、県民性！？　という訳ではありませんよ・・

岐阜県民の家人が、初めてうちの町内の方の葬儀の御取り持ちに出かけて、驚いた事は、
当時、町内の御用達だった仕出し屋さんの（廃業されたので懐かしい味になってしまいました）
〈お斎の御味噌汁がやたら甘かった〉　という事だったそうです。

具は小さめのサイの目切りのお豆腐、椀に注いだら　刻み三つ葉を散らすだけ、の
御手伝いだったそうですが、白味噌仕立てのドロッと重い感じの味噌汁を、飲んでビックリ！

最初は、（ここのお店の味！？）と疑問をもったものの、場を考え　質問は控えた方がいいと
胸にしまったまま時が過ぎていたところ、葬儀の話題から患者さんから、教えて頂けました。

「砂糖が貴重品だった時代の、御足労頂いた方へのおもてなしの名残り」との事で、
患者さんの町内では、最近まで　おとりもちの方々で大鍋で手作りされていたそうです。
今は、うちの町内のお斎も　新しい仕出し屋さんの、普通の赤だしの御味噌汁になりました。

私は、本願寺系のお寺の　幼稚園に通っていた為、－報恩講の日－　の　給食替わりのお斎で
この味を記憶にとどめておりましたが、理由は、この時　はじめて知りました。

そういえば、正月の雑煮(すまし汁ベース　餅菜・かまぼこ等)に、　「鰹節をかける」派と
甘党の家庭のなのか、「砂糖をかける」派も多く耳にしますので、特別でも無いのかも・・

岐阜・岐阜県民といっても　一括りでなく　それぞれの様ですね。